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食べ過ぎて墜落? メジロを救護した人からの便り−ある街で−

2009/8/25 〔日本国内ある街で〕
街で出会ったメジロのことで
I.T.さんから
こんな報告をいただきました。

8月25日の朝、通勤途中の道で小さな鳥がやや体を斜めにした感じで落ちて(?)いるのを発見。なぜ道に鳥が?!”おい、どうした?”と声をかけると、そのコはちょっと間抜けな表情で私を見上げて逃げようともしません。半開きのくちばしの横に赤い染みが見えました。こりゃ、轢かれちゃってるな・・・ と思いつつ、そっとすくい上げましたが、まるでおとなしくて羽ばたきのひとつもしません。 こんなものを持って会社へ行けないので、そのまま家へUターン。
 
写真のように、手のひらの上で乱れたおぐしをそっとなでつけ、胸のあたりをなでてやると気持ちよさそうに目を細めています。飼われていたのが逃げてきたのかな? さて、どうしよう。そうだ、とりあえず水をあげよう! そのコを床に置いて水を取りにいき、さあ、どうぞ。と皿を差し出すと、突如、真っ赤なフンをし て、部屋の中をバタバタと飛び周り始めました! うわっ、血だ!やっぱり死んじゃうんだ!とブルーな気持ちに一瞬なったものの、よく見ると、何かのベリーみたいな鮮やかな濃いピンク色。つかまえようとしても、つかまらない。大量の真っ赤なフンをうちの真っ白な壁にひっかけながらあちこちへ逃げ回る! わ〜っ、やめて くれ〜!
 
しばらくの格闘の後、ふと気づきました。こんなに元気なら保護しなくてもいいんじゃん・・・(^^;)室内物干しにとまって休憩しているヤツの目の前の窓を大きく開けてやると、そのまましばし外を見つめそして元気に飛び出していきました。めでたし、めでたし。ホッとしたけれど、ちょっと寂しい気持ちでした。
 
推測ですがそのコの落ちていた場所がヨウシュヤマゴボウの茂みのすぐ傍だったので、きっとそれを食べ過ぎたうえノドに詰まらせ、動けなくなったところをちょうど私に発見されたのではないかと思います。それで、ノドの辺りをなでられて詰まりが取れて元気になったのかも。赤い染みのついた半開きのくちばし、大量の真っ赤なフンも辻褄が合います。こんなことあるんでしょうか。ホントなら、なんて食いしん坊でドジなコなんでしょう!
 
愛情あふれる手当に恵まれて
メジロちゃんは助かりました。
ヨウシュヤマゴボウには弱毒性ながら
毒があるそうですから、それに当たった
のでしょうか。野鳥たちはそのことを
知って食べ物を選んでいるはずです。
まだ、うら若いメジロだったのでしょう。
つい食べ過ぎてしまったのかな・・・?
若いうちは失敗も多いですよね。

〔ご注意〕巣立ったばかりの元気なヒナを、
その辺りに親が居ることも知らずに、
「略奪」して帰る人がいます。気をつけましょう。
その後、I.T.さんからは、こんな便りも ↓
以前に住んでいたマンションのベランダにスズメを呼ぼうと思い、米粒をまいたのですがなかなか寄り付いてくれず、きっと目立たないせいだと思い、残ったおにぎりをドンと置い てみたところ、カラスが来てしまって仰天したことがありました。

(メジロを手当てした)あの時の体験を思い出せるのが楽しいです。手のひらにちょこんと乗った、とても軽く、ほんのり温かい小さな命。
またあの可愛らしい姿を見せてくれたら、と願わずにはいられません。